ICカードリーダーがなくてもスマホでe-Tax送信ができます【令和3年分~】

「スマホで確定申告」というフレーズは耳にしていた方も多いと思いますが、
実際のところ国税庁の確定申告等作成コーナーを使って「事業所得」や「不動産所得」の令和2年分申告は、スマホだけではできませんでした。
給与所得のみだったり、医療費控除の申告はスマホだけでもできましたが、事業を営んでいる場合の申告はパソコンからICカードリーダーを使ってパソコンから電子申告する流れが主流でした。
※市販の会計ソフトを使用すればスマホで電子申告ができる物もあります。

しかし令和3年分の確定申告から、パソコンで申告書を作成する場合も、スマホのアプリでパソコン上に表示されたQRコードを読み取ることによって、
ICカードリーダーを使用しなくてもマイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができるようになりました。
QRコードを読み取り、スマホの決済端末機能でマイナンバーカードをタッチすると、それが鍵の役割になり、パソコン内の申告画面が進んでいきます。

詳細は以下をご確認ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/info-etax.htm

マイナンバーカードを使ってできることが増えてきており、
わざわざ税務署に足を運ばなくても確定申告ができるという今の時代に必要な機能のバージョンアップはありがたいですね。

青色申告特別控除の65万円控除を受けるには電子申告が必要ですので、もしご自分で申告する際は電子申告にぜひチャレンジしてみてください。

関連記事

  1. 在庫処分による廃棄損計上

  2. 令和3年4月~ 総額表示(税込表示)の義務付け

  3. 札幌市営業時間短縮要請について

  4. 消費税引き上げへの対応(飲食店)

  5. 【年末調整】事業者なら知っておくべき!源泉所得税(源泉徴収)…

  6. 小規模企業共済の加入

PAGE TOP